心と体の健康

ココロとカラダをととのえる~秋の過ごし方~

皆さん、ココロとカラダをととのえてますか?
まだまだ暑い日が続いていますが、暦の上では秋に入っています。実感が湧きませんよね。秋と言えば、「スポーツの秋」や「食欲の秋」「読書の秋」こんなイメージでしょうか。カラダの中にエネルギーが満たされる時期でもあるので、スポーツなどカラダを動かすには良い季節です。オリンピックもこの時期に開催すると記録が伸びるのかなと思ったりします。また、秋になると本能的に冬に備えしっかり食べてカラダに備蓄しようとなります。実りの秋は食べ物が美味しくなるので仕方ないですよね。



ところで、綺麗で力強い紅葉が終わると物悲しくなりませんか?秋は悲しみを感じやすい季節。ココロの中で物寂しさを感じたり、情緒が不安定になったり、感傷的になりやすくなります。また、憂鬱な気持ちにもなりやすいかなとも思います。一方、秋は清々しい季節でもあります。季節の移り変わりを感じて、収穫を喜ぶように、爽やかに過ごしたいものです。これからやって来る冬に備えて、このような気持ちが大切かなと思いますね。

乾燥からカラダを守る



喉が乾燥すると風邪をひきやすくなってしまいます。加湿器や濡れタオルなどを使って、部屋が乾燥しないように対処しましょう。また秋はカラダを潤す効果のある「梨」や「ぶどう」がオススメ。不足しがちなビタミン・ミネラルが豊富に含まれていて、潤いを与えてくれる優れもの!特に「梨の皮」は、喉や肺を潤し、咳止めの生薬として用いられてもいます。

気持ちの波に注意する



秋はなんとなく寂しくなったり、悲しい気持ちになったりと、気持ちに波が出やすい季節です。気持ちが落ち込むとカラダの気の流れが悪くなってしまいます。そのため、意識的にリラックスする時間を作りましょう。音楽や読書、好きなアロマを焚く、バスタブでゆっくり半身浴するなどして、季節の変わり目を上手に過ごすことが大切です。朝、玄関を出たら、思い切り深呼吸して秋の澄んだ空気を感じてみてはいかがでしょうか?きっと気の流れをととのえてくれるはずです。

冬を元気に過ごす準備期間



夏の疲れを回復させ、これから来る厳しい寒さに備えるために無瑠なくカラダをととのえる季節です。中医学の古典では『秋は早寝早起きをして安定した生活を送ること』と書かれています。早寝で「陰の気」を養い、早起きすることで「陽の気」を取り入れて、カラダの内側から「陰陽」のバランスをととのえます。この時期にココロとカラダをととのえる事は、寒い冬を元気に過ごすためにも重要になります。実りの秋で旬を味わい、澄んだ空気を取り入れて、余裕のある生活を心掛けてみましょう。

1日3粒食べれば年を取らない?!なつめの美容パワー



日本では馴染みの少ない「なつめ」ですが、美容大国韓国では、お茶に入れられたり、参鶏湯にも入っていたりと、日常的な食材とされています。食べることで様々な効果が得られることから、料理だけではなく、漢方薬として用いられることもあり、中国では「1日3粒食べれば年を取らない」と古くから言われるほど、美容&健康パワーが期待できます。

<なつめの主な効果>
【アンチエイジング効果】
 抗酸化作用のある「サポニン」が体内の細胞酸化を防止!しわシミを予防。
【美肌効果】
 ビタミン豊富な「パントテン酸」が美肌に欠かせないコラーゲン生成の細胞を活性化!
【美髪効果】
 必須アミノ「亜鉛」は肌のターンオーバー促進と共に、髪の毛の新陳代謝をサポート!
【貧血防止】
 女性が不足しがちな「鉄分」は、なんとプルーンの1.5倍!


ゆらりらでは、施術後にオリジナルブレンド漢方茶「めぐりやすらぎ茶」をお出ししています。9月からは烏龍茶ベースの秋ブレンドになりましたが、このお茶の中にも「なつめ」がブレンドされています!なつめと金柑のほんのりした甘さが特徴の人気ブレンドです。店頭でお買い求めいただけますので、是非ご自宅でもお楽しみください♪


代表 櫻井正智

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