年齢を重ねるにつれて、「もうこの年齢だから」「今さら始めても……」と、自分の可能性に蓋をしてしまうことはありませんか?
でも、私たち人間もまだまだ成長の途中だと考えたら、「老い」の見え方も少し変わってくるかもしれません。
今回のメンタルスパイスでは、54歳を迎えたゆらりら代表・櫻井が、5年後、10年後の人生を豊かにするための「未来設定」についてお届けします。
時間は「未来からやってくる」

前回の9月号の「メンタルスパイス」はお楽しみいただけたでしょうか。
9月号では、「時間は未来からやってくる」というテーマをお届けしました。
少し不思議で、一見すると難解に思えたかもしれません。
けれど、この仕組みをすっと腑に落とすことができれば、いま目の前にある悩みや壁を軽やかに乗り越えるための、強力な処方箋になります。
さて、私事になりますが、10月1日に誕生日を迎え、54歳になりました。
節目の日に改めて前回のコラムを読み返し、私自身も5年後、10年後の未来像をじっくりと描いてみました。
皆さんは普段、自分の5年後、10年後の未来をどれくらい思い浮かべているでしょうか。
私たちは、まだ「発展の途中」にいる

私たちが生きるこの地球、太陽系、そして膨大な銀河。
宇宙は現在進行形で拡大し、進化(生成発展)を続けていると言われています。
環境問題や新たなウイルスの脅威など、さまざまな課題に直面してはいますが、地球という星自体はまだまだ成長の途上にあります。
そう考えると、その進化する地球で暮らす私たち人間もまた、発展の途中にいるはずです。
100年、200年、あるいは500年後の人類は、いまの私たちと同じ姿や生き方をしているでしょうか。
そう想像するだけで、どこか胸が躍りませんか。
「老い」ではなく「まだ成長の途中」と考えてみる

「人間も生成発展の途中にある」
この前提に立ってみると、「老い」に対する捉え方もがらりと変わります。
私たちはつい、
「もうこの年齢だから」
「若くないから」
と、年齢や老いを理由に、やりたいことを諦めてしまいがちです。
しかし、私はまだまだこれから10年、20年、30年と、人生をいかに面白がり、楽しむかを考えています。
多くの人と出会い、誰かの人生を豊かにするお手伝いをしたい。
そのために学びを深め、仕事もプライベートも欲張りに充実させる。そんな人生設計を描いています。
5年後、10年後の自分を想像してみる
少し振り返ってみてください。
小・中・高校生の頃、いまの自分の姿を想像していたでしょうか。
いまの暮らしは、あの頃思い描いた通りの世界ですか。
年齢を重ねたから。
家族を優先してきたから。
だからといって、自分の可能性に蓋をする必要はありません。
むしろ、さまざまな経験と知恵を蓄えた「いまのあなた」だからこそ、昔以上に上手にはじめられることがたくさんあるはずです。
子どもの成長を見守りながら、自分は静かに終わりに向かっていく――そんな必要はありません。
子どもの成長に負けないくらい、自分自身もさらに成長していけばいいのです。
人生の折り返し地点に立つ方も、すでに過ぎた方も、この時代を軽やかに、豊かに楽しんでいきましょう。
>これからの人生に必要な「未来設定」

そのために欠かせないのが、「未来設定」です。
未来から流れてくる時間をしっかりと受け取るために、いま一度立ち止まってみませんか。
日々の家事や仕事、家族のケアに追われていると、自分の未来をゆっくり描く時間を取るのは難しいかもしれません。
けれど、ほんの少し時間をとって、
「私はこれから、どんな人生を送りたいんだろう?」
と、自分自身に問いかけてみてください。
そして、自分が本当に進みたい未来をセットしてみてください。
54歳になった私も、新しい未来を設定したばかりです。
あなたの5年後、10年後には、どんなワクワクする未来が待っているでしょうか。
年齢に関係なく、私たちはまだまだ成長の途中です。
一緒に、新しいチャレンジをはじめましょう。
~後編へ続く~

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