※掲載漏れがあった8月号のメンタルスパイスです
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皆さん、ココロとカラダを整えてますか?
暑さも本格的になり、心も体も少しお疲れ気味になりやすい季節ですね。
今月の「メンタルスパイス」は、まず夏を心地よく過ごすための東洋医学のお話から。そして後半では、「時間は未来から流れている」という、ちょっと不思議だけれど、これからの人生の見え方が変わるかもしれないお話をお届けします。
東洋医学から見る夏の養生

暑さが本格化するこの季節、東洋医学では夏は「心(しん)」の季節と考えられています。
汗をかくことで体内の熱を逃がし、血の巡りを整えるこの時期は、実は一年でもっとも「陽」のエネルギーに満ちた時。
けれど、頑張りすぎると心が消耗し、夏バテや不眠、イライラとなって現れることも。
また、冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎは胃腸を冷やし、かえって体力を奪ってしまうことがあります。
この夏は、涼をとるだけでなく、「巡らせる」ことを意識してみませんか?
朝の涼しい時間に軽く体を動かす。
夜はぬるめのお湯にゆっくり浸かる。
そして、ときどき深呼吸をして心を緩める。
そんな小さな積み重ねが、心と体を軽やかにしてくれます。
頑張る夏より、整える夏を。
あなたの心と体に、小さな休息をあげてくださいね。
時間は、未来から流れている

突然ですが、あなたは今、こんなふうに思っていませんか?
「もう40代(50代)だし、今までの人生を考えたら、これくらいが妥当かな……」
「若い頃のように無理が利かないし、これからの人生を大きく変えるなんて難しい……」
もし、過去の経験や今の体調をベースに「これからの限界」を決めているとしたら、それはとてももったいないことです。
メンタルコーチの視点では、人生をより良い方向へ動かしていくために、「未来を先に決め、そこから今を考える」という考え方があります。
私たちは一般的に、
過去 → 現在 → 未来
と時間を捉えています。
けれど、ここでは発想を逆にしてみます。
未来 → 現在
未来(ゴール)を先に決めることで、「今、何を選ぶのか」が変わってくるのです。
過去の積み上げだけでは「現状維持」になりやすい

私たちは何かを決めるとき、無意識に過去の経験を参考にします。
「以前失敗したから、今回も難しいかもしれない」
「今までこのくらいだったから、きっとこれくらいが妥当」
もちろん、過去の経験から学ぶことは大切です。
でも、それだけを基準にしてしまうと、私たちが思い描く未来も「過去の延長線上」に収まりやすくなります。
そこで一度、過去から離れて考えてみてください。
「私はこれから、どうなりたい?」
大切なのは、過去がどうだったかではなく、「今、どの未来を選択しているか」。
未来を先に描くことで、現在の行動や選択が少しずつ変わり始めます。
カーナビの法則

分かりやすく、カーナビを例に考えてみましょう。
車を運転するとき、まず何をしますか?
おそらくカーナビに「目的地」を入力しますよね。
たとえば目的地を「素敵なリゾートホテル」に設定したとします。
するとナビは、その目的地へ行くためのルートを計算して、
「次の交差点を右へ」
「このレーンを進んでください」
と、今するべきことを教えてくれます。
これが「未来から現在を考える」ということです。
未来(目的地)を先に決めるからこそ、現在(今とるべき行動や選択)が見えてきます。
反対に目的地を決めず、
「とりあえず、以前通ったことのある道だから」
と走り続けていたら、どこへ向かっているのか分からなくなってしまいます。
あなたの人生のカーナビには今、どんな未来が入力されていますか?
オーダーメイドドレスの法則

もう一つ、洋服の「オーダーメイド」で考えてみましょう。
特別なパーティーに着ていくドレスを仕立てるとき、最初に決めるのは、
「どんなドレスにしたいか」
という完成形です。
「エレガントなロングドレスにしよう」
そう未来のデザインを決めるからこそ、職人は今、必要な生地や糸を揃え、丁寧に仕立てることができます。
未来のデザインが明確なとき、今の行動にも迷いがなくなります。
もし、今あるハギレを「とりあえずあるから」と繋ぎ合わせていたら、どんなドレスになるのか分からず、不安になってしまいますよね。
人生も同じです。
あなたが「最高の未来というデザイン」を先に決めてしまえば、今手にする選択や時間、出会いも、その未来を形にしていくための「素材」として捉えられるようになります。
焦る必要はありません。
未来のデザインがあることで、今を少し安心して歩けるようになるのです。
身体の不調も、未来から捉え直してみる

この考え方は、心だけでなく体との向き合い方にも応用できます。
40代・50代になると、
「朝から体が重い」
「以前より疲れやすくなった」
「なんとなく気分がすっきりしない」
そんな日もありますよね。
そんな朝に、
「今日も一日しんどいんだろうな……」
と考えると、気持ちまで沈んでしまうことがあります。
そこで、少しだけ視点を変えてみましょう。
たとえば、
「3年後、心も体もエネルギーに満ちて、好きな仕事や趣味を軽やかに楽しんでいる自分」
を先にイメージします。
そして、
「未来の健康な私なら、今日はどう過ごすかな?」
と考えてみます。
今夜はどんな食事をする?
今日はどのくらい体を動かす?
疲れているなら、どんなふうに休む?
自分にどんな言葉をかける?
未来の自分から逆算して「今」を選択すると、体調への向き合い方も変わってきます。
今感じている不調を無理に否定する必要はありません。
「未来の自分のために、今日は体を休めよう」
そう考えられるだけでも、心の余裕は少し変わってくるのではないでしょうか。
※強い症状や長引く不調がある場合は、未来思考だけで対処せず、必要に応じて医療機関などの専門家へご相談ください。
心と体を整える「未来の先取り」

では、実際に何をすればいいのでしょうか。
難しいことをする必要はありません。
1.理想の未来を描く
3年後、すべての願いが叶っているとしたら、あなたはどんな毎日を過ごしていますか?
仕事、家族、趣味、健康、心の状態……。
心も体も最高の状態で過ごしている自分を、できるだけ具体的に想像してみてください。
2.感情を先取りする
未来のあなたは、どんな気持ちでしょう。
「満たされた気持ち」
「安心感」
「感謝」
「ワクワク」
その感情を、少しだけ今この瞬間に感じてみます。
未来を思い描きながら深呼吸してみるのもおすすめです。
3.今日の選択を変える
そして最後に、
「未来の私なら、今日は何を選ぶ?」
と自分に問いかけます。
食事でも、休息でも、人との付き合い方でも構いません。
未来を一気に変えようとするのではなく、今日の小さな選択をひとつ変える。
その積み重ねが、あなたの未来につながっていきます。
今日からできる3つの実践

まずは気軽に始めてみましょう。
未来日記をつける
理想の未来が叶った日として、「今日はこんな一日だった」と日記を書いてみる。
感謝できることを毎日3つ書く
大きなことでなくて大丈夫。今日あった小さな「よかった」を見つけてみる。
体と心をゆるめる時間を予定に入れる
「時間が余ったら休む」のではなく、先に休息の時間を予定に入れてみる。
未来の自分への、大切なプレゼントです。
結論:未来を先に決めると、今が変わる
「こうなりたい」
そう思ったら、まずはその未来を具体的に描いてみてください。
あなたが頭の中でリアルにイメージできる未来は、
未来のあなたから「こっちにおいで」と呼ばれているようなもの。
そして、その未来へ向かうために、
「今日できることは何だろう?」
と考えてみる。
未来を先に決めると、見るものが変わります。
選択が変わります。
行動が変わります。
そして、小さな選択の積み重ねによって、少しずつ現実も変わっていきます。
ゆらりらからのメッセージ
時間はあなたの味方です。
未来のゴールを決め、その未来を思い描きながら「今」を生きていくと、これまで気づかなかった人・モノ・環境との出会いにも目が向くようになります。
あなたの未来は、これからいくらでも描いていくことができます。
焦らなくて大丈夫。
まずは、
「私は、どんな未来を生きたい?」
と、自分自身に聞いてみてください。
そして、最高の未来から逆算して、今日できる小さな一歩を選んでみてくださいね。
代表 櫻井正智

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