心と体の健康

メンタルスパイス~防災意識&言葉の影響力~

皆さん、ココロとカラダをととのえてますか?年が明けてから寒さも一段と増し、東京でも雪がぱらついた日もありましたね。そうかと思えば、あちこちで梅の花がそろそろ満開…!寒さの先には間違いなく暖かい春が待っていることを実感します。年度末で忙しくなる方も多いと思いますが、くれぐれも無理をし過ぎず、心と体の平穏を、なるべく保っていきましょう。

防災への意識



さて、年始から山陰地方で立て続けに地震がありましたね。ご家族やご親戚、ご友人などが被害に遭われていないことを祈ります。本来は日頃から持っていないといけない防災意識ですが、このように大きな地震がある度に、改めてその重要性を考えます。

3.11東日本大震災の時、私は秋葉原で地震に遭いました。当時は、テレビの仕事をしていて、その日も取材中だったのですが、そのまま震災特番のスタッフになり、震災の取材を継続することになりました。被災地や被災された人たちに取材を行う中で、様々な情報を得ました。

その時に感じたことのひとつは、被災後に生活する場所のことです。自宅が生活できる状態の人と、避難所で生活せざるを得ない人たち。避難所生活の大変さは、私の想像を超えるものでした。物理的な大変さはもちろんですが、特にひとり暮らしの人などは、ご近所付き合いもないことから、精神的にも本当に孤独だったと思います。ただでさえ孤独な状況の中、見通しが立たない不安、家族と連絡が取れない不安、頼る人がいない不安は増す一方で、心が不安定になってしまう人も少なくなかったはずです。

いざという時の頼れるスポットに!



30年以内に、南海トラフ巨大地震が来るとか、首都直下型地震が来るとか、そんな報道も耳にします。もちろん来ないに越したことはないのですが、「備えあれば憂いなし」。万が一に備えて、どんな意識や備えが必要なのかを考えることは、非常に重要かと思います。それぞれのご家庭で必要なものを揃えておくことが基本ですが、物理的にも精神的にも「孤独」にならないようにすることも大切だと感じています。

そこで、前々から考えていたのですが、万が一そのような災害で被害に遭われた場合には、ゆらりら店舗も避難所として開放しようと思っています。例えば、避難所へ移るまでの間とか、自宅だと一人になってしまう場合には、ある程度「頼れるスポット」として存在するつもりですので、覚えておいていただけると嬉しいです。

それにはまだまだ備蓄が足りない面もありますが、今後少しずつ増やしていって「あそこに行けばなんとかなる」と思っていただけるように準備していきます。同じ店舗を利用するお客様同士なら、つながりも持ちやすく、力を合わせて状況を乗り越えやすいのではないでしょうか。特に、お一人暮らしの方は、何かあればいつでも「ゆらりらに聞いてみよう」「ゆらりらに行ってみよう」と思い出してくださいね。

「ごめんね」と「ありがとう」



皆さんは、ご自分の発する「言葉」をどれだけ意識して使っていますか?どんな「言葉」を使うかによって、相手に与える印象も、自分の体に起きる反応も大きく異なることは、多くの方がすでにご存じだと思います。「汚い言葉」「乱暴な表現」は、使っても使われても、もちろんお互いに良い気持ちはしませんよね。なので、なるべく「きれいな言葉」「気持ちが良い表現」を使おうと、心がけている方もいらっしゃると思います。

一方、伝えたい気持ちは同じなのに、どちらの言葉を使うかによって、ポジティブな印象にもネガティブな印象にもなってしまう表現があります。よくあるのが、「ごめんね」と「ありがとう」の使い分けです。普段、店舗でお話をしている時にも、混同しているな、と感じることが時々あります。

病による後遺症と向き合う女性のお話



1月末から、小波津式整体の出張に伺っているお客様がいらっしゃいます。2年半前にある病から手術をして、その後、下半身麻痺という後遺症が残ってしまいました。手術直後は、左脚はほぼ動かせない状態、右脚も今までの半分ほどに力が落ちてしまい、自力では起き上がることも、もちろん歩くこともできませんでした。

しかしながら、彼女は悲観的になることなく、なんとか元の生活に戻ろうと、リハビリやマッサージを繰り返しながら必死に努力してこられたそうです。そして2年半かけて、右脚は80~90%ほどは力が戻ってきて、左脚は30%ほどの力ではあるものの、今では杖を使い、ゆっくりなら短い距離を移動できるようなりました。

今回、早く元の生活に戻りたい!という思いから、小波津式整体を受けていただきました。現時点でまだ施術は2回ですが、膝をしっかり曲げ伸ばしできるようになったとか、歩行が不安定で家の中でも靴を履かないといけなかったのが、靴を履かずに足の裏を着いて立ったり歩いたりできるようになったとか、歩く速度も今までの1.5倍ほど速くなったとか、すでに目覚ましい回復を見せてくださっています。ご本人も驚いていらっしゃいますが、その回復スピードには我々も目を見張るものがあります。

「言葉」が与える影響の大きさ



ただ、一点、彼女から発せられる「言葉」が、私はずっと気になっていました。まだ思うように体を動かせないことも多く、施術中も私に体がぶつかったり、不本意に蹴ってしまったりすることがあるのですが、その度に「ごめんなさい」「ごめんなさい」と何度も謝るのです。あまりにも謝ることが多いので、私は彼女に伝えました。

「〇〇さん、そこは、『ごめんなさい』ではなくて、『ありがとうございます』に言葉を置き換えてみませんか?何も謝ることはしていないし、施術が終わった後に『ありがとうございました』という言葉で締めくくった方が、きっとご本人にとっても良い作用があるし、我々にとっても嬉しい言葉なんです。」

「もちろん、『ごめんなさい』と私たちを気遣ってくださる気持ちは嬉しいのですが、何度も何度も『ごめんなさい』と謝ることで、リハビリや施術自体もマイナスな行動になってしまいかねません。せっかく、頑張って努力しているのに、それでは勿体なくありませんか。」

すると、この2年半のことを思い出されたのか、涙ぐまれながら胸の内を明かしてくださいました。思うように動かない体、神経反射で勝手に蹴ってしまう脚、手術直後は今よりももっとそれが多くあり、本当に辛かったのだと言います。「迷惑をかけないように」「相手を蹴らないように」と気遣うばかり、いつしか動きに変なクセがついてしまい、歩行が不自然になってしまったのかもしれない、と振り返ります。今回、「謝ることはない」とメンタル的なブロックが外れたことで、ふと今までの出来事が腑に落ちたようでした。

これからは、施術中は自分の動きだけに集中して、「ごめんなさい」ではなく「ありがとう」で終わりましょうと約束をして、引き続き出張施術を継続してくださっています。

「ありがとう」は魔法の言葉?



さて、皆さんにも思い当たることはありませんか?ちょっと何かをしてもらった時「ごめんね」と返していませんか?もちろん、本当に謝罪が必要なこともあります。だけど、感謝を伝える言葉として「ごめんね」とか「すみません」を無意識に使っているのだとしたら、意識的に「ありがとう」という言葉に置き換えてみませんか?その方がきっと、お互いにとって気持ちが良いはずですから。

感謝の気持ちというのは、伝える方も伝えられた方も決して悪い気はしませんよね。人と人の間に感謝が生まれることは、その空間自体も良いものに変わり、その波動は周りにも広がっていきます。何かあるとつい「ごめんね」と反射的に謝るクセがあるなと思った方は、一度立ち止まって、「いま『ありがとう』って伝えたらどうなるかな?」と考えてみてください。そして、職場でも家庭でも、誰に対しても、少しずつ実践してみてくださいね。恐らく、思った以上の効果が、相手にも自分にもあると思います。お楽しみに!

代表 櫻井正智

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