「ありがとう」の感情ヨガ
ゆらりらでは、心と体をととのえる方法のひとつとして、ヨガをオススメしています。私たちならではのプログラムを、ということで、私が考案した「ありがとうの感情ヨガ」があります。ある出来事や行動などに対して感情が湧いた時、その感情に引っ張られ過ぎて体の不調につながらないために、「ありがとう」という言葉と共に、自身を振り返るといった内容です。レッスンはセラピストの石井が担当していて、最近では、毎月最終日に行っていますが、一か月を振り返る機会として、参加された方からもご好評いただいているようです。
さて、普段何気なく使っている「ありがとう」という言葉。言うまでもなく、感謝を表現する言葉ですが、これにはすごい力があると思います。言われて嫌な気持ちになる人はいないし、「ありがとう」の視点で物事を見ると、辛いことや悔しいことにもプラスの面が見えてきます。相手にも「ありがとう」、自分にも「ありがとう」。身につくと、物事の考え方や捉え方がポジティブになり、ネガティブを引きずりにくくなります。ヨガを通して、その感覚を練習して、日常に生かしていただけたら嬉しいです。
ココロもカラダも楽になる！奇跡の呼吸法
先日、小波津先生の紹介で、脳波を研究する博士とお会いする機会がありました。志賀一雅(しがまずまさ)さんと言います。後から知ったのですが、この方、電気通信大学を卒業した後、あの松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社し、研究員として尽力した「アルファ波」の第一人者とのこと。お会いした際に、ある呼吸法を教えていただきました。その呼吸法というのが、「よかった・ありがとう」の呼吸法。
夜寝る前、布団に入ったら、
息を吸いながら「よかった」と思う。
息を吐きながら「ありがとう」と思う。
たったこれだけ、と言っては失礼ですが、たったこれだけで、世界が変わるほど心も体も元気になるのだと言います。博士の話を聴いて、「ありがとうの感情ヨガ」の考え方も、あながち間違っていなかったのだな！と、自信を持てました。ご興味があれば、実際にヨガレッスンに参加してみてくださいね。
★7月のヨガスケジュールはこちら★
「ありがとうの感情ヨガ」は7月30日(日)9:30～です！
「よかった・ありがとう」で「明るい脳に」なる
[著]志賀一雅 [出版]ビオ・マガジン
ご紹介した呼吸法、実は、志賀博士の著書で詳しく解説されています。タイトルは『神さまの周波数とシンクロする方法』。タイトルだけ見ると少し怪しげ？ですが、宗教でもスピリチュアルでもなく、科学の話。「よかった・ありがとう」呼吸を実践することで、喜びや幸福を感じる脳神経が刺激され、「明るい脳」を育てることができると言います。
「明るい脳」とは、世の中が明るく感じられる、心配事があまり気にならない、よく眠れる、なんでもおいしく食べられる、希望が湧いてくる、発想が豊かになる、運が良いことが起こる、などと記されています。これには、ポジティブな気持ちや、やる気と関わるホルモン「ドーパミン」や、奇跡の周波数とも呼ばれる「7.8ヘルツのスローアルファ波」が関係しているとか。詳しくは省きますが、寝る前の「よかった・ありがとう」の呼吸法がもたらす効果は幅広く、たった一回でもその効果を感じられる人も少なくないそうです。
実際、私と石井も実践してみたのですが、まず、「よかった・ありがとう」と繰り返していると、知らない間にスッと眠っていました。さらに、翌日はここ最近で一番の目覚めの良さ。しかも、いずれも試した初日から感じられたのが驚きでした。今後どんな変化があるか実践してみようと思います。
睡眠とセットが効果的
一日の終わりに喜びを感じ、感謝を表現する。すると、脳内にドーパミンが分泌され、体を修復しようとする活動が活発になると言います。そのため、寝起きが良くなる、疲れが取れる、体が軽く感じる、と言った効果が表れます。反対に、不安や心配事を思い浮かべながら眠りにつくと、ネガティブなホルモンが優位なまま睡眠に入るので、寝ても疲れが取れない、熟睡できない、ということが起こってしまうと言います。
何もなくても「よかった・ありがとう」
人生は山あり谷あり。「そんな風に思えないよ…」という日だってあると思います。でも、できれば、そんな時でも、ただ、吸いながら「よかった」、吐きながら「ありがとう」と心の中で繰り返してみる。最低でも、1週間は続けてみて、と博士。すると、何かしらの変化を感じ始めると言います。
また、これは本にはないのですが、別のある先生から教えてもらったことがあります。深呼吸する時、ボディ(体)を整えたい時は、鼻から吸って口から吐く。マインド(心)を整えたい時は、鼻から吸って鼻から吐く、と良いのだそうです。今の自分の状態によって、使い分けてみると、効果倍増かも？私も試してみます。
神さまとシンクロする？！
キーワードとなる「7.8ヘルツのスローアルファ波」というのが、地球を取り巻く宇宙エネルギーの周波数と共通していることが明らかになっているそうです。まさに「神さまの周波数」。そのため、「よかった・ありがとう」の呼吸法で、「明るい脳」の状態でいられると、宇宙エネルギー(神さま)とシンクロして、幸運を引き寄せ、心にも体にも良いことが起こるということ！詳しく知りたい方は、Amazonでポチッてみてください(笑)。
代表 櫻井正智
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