心と体の健康

メンタルスパイス~早め早めの冬支度~

皆さん、ココロとカラダをととのえてますか?心地良い秋の季節が本当に短くて、夏から急に冬が始まったような変化に体がびっくりしています。こうした季節の移り変わりに順応しようとエネルギーを消耗しやすい時期です。あれもこれもと頑張り過ぎず、ゆったりしたペースを大切に、深呼吸しながら余裕を持って過ごしていきましょう。

と言っておきながら、実は僕10月末から9日間ドイツとイギリスに行くことが決まって、数十年振り!?の海外遠征の準備に、正直全く余裕のない数日を過ごしていました(笑)。急なことだったのですが、「小波津式神経筋無痛療法」の考案者である小波津祐一先生が、プロサッカー選手たちの治療と、トレーナー陣にむけたセミナーを開くことになり、そちらに同行させていただけることになったのです。ドイツでは、元日本代表の長谷部誠選手も所属するフランクフルトと交流!なんとプレミア級の試合も観戦させていただけることになり感謝感激です。



さらに、11月にはモンゴルへの出張も決定しています。こちらは、体育大や医大の関係者、医療従事者、障害者など幅広い方々に小波津式の施術を体験していただく予定とのこと。いずれも、無事に帰国した折には、現地での出来事をご報告できたらと思っています。もちろん、土産話だけではなく、しっかり技術も習得して、皆さまに還元していきたいと思っています!ご予約についてはご迷惑をおかけすることも出てくるかと思いますが、ご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い致します。

食べ物も感情も「溜め込みやすい季節」



10月以上に日照時間が短くなり、気温も低くなってくる11月。「暑い時期に比べて食べものが少なくなるぞ」と遺伝子が判断し、食べたものを溜め込もうとします。東洋医学では、この症状を「閉蔵(へいぞう)」と言います。乾燥した空気が唾液の分泌を低下させることから、自然と濃い味を欲するようになるのですが、味の濃い食事や加工品、添加物の多い食品はなるべく控えた方が良いです。なぜなら、そうした体の負担になるような余分なものも、溜め込もうとしてしまう時期だからです。

「溜め込む」「内に向かう」といった冬の特徴は、体だけではなく心も同様です。9月頃からの乾燥により「肺」が弱りやすく、悲しみ、憂い、寂しさ、過去への執着や後悔など、マイナスの感情が押し寄せてきやすい季節。思っていることを口に出せなかったり、マイナス思考になり過ぎることが続くと、「どうせ私なんて…」「何をしたって理解されないんだ…」と錯覚し、ますます悲しみや孤独を感じてしまいかねません。

体に入ってくるものを意識する



加工品や添加物を多く含んだ食品を摂り過ぎることで腸内環境が悪化し、幸せホルモン「セロトニン」の分泌が減少することも、ネガティブな感情が生まれる原因になります。逆に、ネガティブな感情やストレスの反動で味の濃いものや甘いもの、アルコールなどを過剰に摂取すると胃腸に負担がかかります。このような負のループに陥らないためにも、何かと溜め込みやすい季節だということを自覚して、食べるものを工夫してみましょう。

食材選びもそうですが、もっと手軽な方法としては、調味料選びへの工夫もオススメです。例えば、いつもだったら市販のドレッシングをかけて食べるサラダを、<エキストラバージンオリーブオイル>と<天然塩>で食べてみる。煮物に使う砂糖を<オリゴ糖>や<黒糖>に変えてみる。そもそも、スーパーのお総菜や冷凍パスタなどではなく自炊を心がけてみる!といった工夫が、冬の始まりの心と体を健やかに保つために役に立ちます。

料理は気分転換&マインドフルネスにも◎



「ただでさえ忙しく感じるこの時期に自炊なんて…」「今年の年末は外食の機会も増えそうだし…」そう思った方もいらっしゃるでしょう。しかし、そんな時期だからこそ、料理をする時間が大切だったりします。黙々と野菜を切る単調な作業や、じっくりと焼き加減に集中することは、散漫になりがちな意識が「一点集中」する機会となって、心を落ち着かせるきっかけになります。また、自分で一から料理すると、出来上がった時の達成感も味わえるので、ネガティブな気分を晴らすのにも良い影響をもたらしてくれるはずです。

料理が苦手な人、どうしても時間がない人は「食べること」に集中するのもオススメです。スマホやテレビを見ながら食事することが多くなりがちですが、「ながら」を止めて、食べること一点に集中してみましょう。目の前の食事を目で見て、香りを感じて、温度を体感して、口に入れてからよく噛み、飲み込むまでの過程をじっくり味わってみる。最初の一口だけでもいいので、五感に意識を向けて丁寧に味わってみると、慌ただしい思考が一時停止して、ホッと一息つけるかもしれません。

思ったことを口に出してみる!



先にお話したように、冬は食べたものだけではなく、自分の意思や欲求、感情などを外に出すことも控えめになり溜め込んでしまいやすい季節です。そのため、感じたことや思いついたことを深く考えずに口にしてみるのも、この時期《心のセルフケア》になります。「してほしいな~」「やめてほしいな~」と思うことを、思い切って口にしてみましょう。伝える時のポイントは「私」を主語にした「”I(アイ)”メッセージ」でしたね!「やってよ」「しないでよ」「なんでしてくれないの?」ではなく、「私はあなたに~してほしい/~しないでほしい」「私は~と感じた」という風に、主語を「私」にすることは良好なコミュニケーションを築くテクニックの一つです。

※詳細はYouTubeでチェック!


早めの「腎」ケア

冬の養生で最も大切なのは「補腎(ほじん)」です。生命エネルギーの源と言われる五臓の「腎」を補うことは、冬に限らず一年、もっと言えば一生を通して重要と言えます。腎は寒さに弱いため、一年の中でも冬にきちんとケアしてあげることが大切。腎の働きが正常でなくなると、経絡のペアである膀胱の働きも低下し、尿の生成と排泄が遅れ解毒が滞る原因になります。その結果、疲れやすさやむくみなどの不調を引き起こします。そこで、生活の中で意識してほしい3つのポイントをお伝えします!

<1>「鹹(かん)」(塩辛さ)と「黒」の食材

⇒東洋医学では、あらゆる物事を5つに分類した「五行」という考え方があります。季節もそれに分類され、冬に意識した方が良い食材や色があるとされています。冬に取り入れたい味は「鹹」です。見慣れない漢字ですが、ざっくり言うと「塩辛さ」。ちょっとピンと来ないかもしれませんが、代表的な食材は<豚肉、鴨肉、タコ、エビ、しじみ、牡蠣、昆布・ひじき・海苔などの海藻類>です。「黒」の食材もまた腎の働きを助けてくれると言われています。<キクラゲ、黒ゴマ、黒豆、しいたけ・舞茸などのキノコ類、ゴボウ>。また、海藻類も「黒」分類されます。

<2>「骨振動」で腎を強化

腎は骨と深く関係しています。高齢になると骨がもろくなりますが、これは腎の働きが弱くなることも原因です。骨に振動を与えることで腎が刺激され、腎の働きも骨自体も強くなります。最も手軽なのは、歩くこと。かかとからしっかり着き地面を蹴って、足のつけ根を伸ばすように少し大股で歩いてみるのもオススメです。もっと効果的なのはジャンプです。本気のジャンプでなくて大丈夫なので、低い高さで1分間飛び跳ねてみてください。実は、骨振動以外に下半身ダイエットにも効果的です◎

<3>「腰」と「首」を体を温める


⇒腎は冷えると弱り、温めると元気になります。なので、体を冷やさないこと、しっかり温めることを意識して過ごしましょう。この時期特に温めると良い体の部分は、「腰」と「足首」です。

腰には「腎兪(じんゆ)」というツボがあります。ウエストの一番くびれたところ、背骨から指2本分離れた二箇所にあります。ピンポイントに探すのは難しいと思うので、そのあたりにカイロを貼ったり、ホットタオルを使って温めたりしてみてください。アイテムがなければ手の平を当てるだけでもOK。手のぬくもりを感じられて心地が良いです。

また、足首の内側には「太谿(たいけい)」というツボがあります。場所は、内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみです。寒くなってからも、くるぶしソックスを履いていると、足首から冷気が入って腎が弱ってしまいます。長い靴下を履きましょう。家では靴下を脱ぎたい派の皆さんも、レッグウォーマーなどで足首は冷やさないようにするのが良いです。レッグウォーマーよりも短い足首ウォーマーなんて商品もあったりします。ネットでも簡単に手に入るので、良かったら試してみてください。

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体が冷えることは「腎」の働きを低下されるほか、血流や代謝の悪さ自律神経の乱れ睡眠トラブル肩こりや腰痛肌トラブルむくみや肥満など、さまざまな不調を引き起こす原因となってしまいます。やみくもに重ね着するよりも、より効果的&効率的に体を温めて、今から真冬に備えましょう!

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代表 櫻井正智

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