心と体の健康

ココロとカラダをととのえる~なりたい自分になる方法~

みなさん、ココロとカラダをととのえてますか?
3度目の緊急事態宣言となり、皆様もだいぶ自粛疲れかと思われます。こんな時、どうしても「できないこと」に目が行ってしまいます。「外食したいな~」「どこか遊びに行きたいな~」「買い物にでも行きたいな~」など。先月号(怒りの感情との向き合い方)でもお話しましたが、自分自身ではどうにもならないことを考えても、それはストレスとなり、ココロとカラダを弱らせます。なので、こんな時こそ、今ある状況下で何ができるか、を考えた方が良いですよね。

僕自身は、Netflixを楽しんだり、(今いちばんのオススメは『ヴィンチェンツォ』です!) スタッフとのコミュニケーションのために「クアルト」というボードゲームを購入したりしました。(これ結構頭を使って、めちゃめちゃ面白いです!) 限られた環境の中で楽しむクセをつけるのも、人生を豊かにする方法かもしれませんね。

なぜ、変われない?

さて、皆さんは何か「変えたいな」とか「変わりたいな」と思うことはありますか?やった方が良いのにやれないこと、辞めた方が良いのに辞められないことはありませんか?例えば、「健康のために運動しよう」と思ったとします。色々調べて、一日20分軽いジョギングをするだけで良いことがわかり、「よし、これならできる!」と思って、「今の生活を変えよう」と決意します。しかし、結局三日坊主で終わってしまいます。長くは続きません。

そんな時、頭の中では、やっぱり時間が作れないや、天気が悪いから辞めよう、20分はちょっと長いな、と続かない理由に支配されます。そもそもスタートする時に、「今の生活を変えよう」と思って始めてしまうと、上手くいかなかった時、できない理由や自分に向いてない理由ばかり浮かんで、諦めモードに入ってしまい、結局変わらないということが多いのかな、と思います。

「変える」⇒「覚える」

「変えよう」と思って始めても思うように続かないことが多いのは、今までのことを否定的に捉えたり、人ってなかなか変われないと思い込みのブレーキをかけているからです。やる気はあっても、心の奥底ではなかなか変われないよねって感じながら始めたことは長続きしません。今までの自分を見つめ直し、変わろうと決意したのなら結果を残したいですよね。そのためのポイントは「覚える」ことです。今までのやり方や習慣だと望む結果が出ていないなのなら、新しいやり方や習慣を「覚える」ことです。

とてもシンプルで、「変える」のではなく「覚える」に捉え方を変換するだけなのです。どういうこと?!って思いますよね。何でもそうですが、新しく覚えることは初めから上手くいくことはないという前提で臨むので、上手くいかないことがあっても、どうやったらできるかな?と上手くいく方法を工夫したり、練習したりすると思います。

新しいことを始める時は、手探り状態です。順調に進むこともあれば、なかなか上手くできないこともあります。これは当然のことで焦る必要はありません。

トライ&フィードバック!

例えば、皆さん自転車には最初から上手く乗れましたか?乗れませんでしたよね?補助輪をつけて、何度も転んで、誰かに支えてもらって、何度も練習して、ようやく乗れるようになったのではないでしょうか?そうなんです。覚えるためには、失敗を繰り返しながら、修正してまた試してみて、これを繰り返し繰り返す。トライ&フィードバックです。その結果、自転車に乗れるようになるのです。

ダイエットもそうです。体重を減らすために新しい食生活を「覚える」だけなんです。今までと同じ食生活をしていては痩せられません。本に書いてある通りにできなくても、自分の生活に合わせて取り入れてみる。結果が出なければ、もう一工夫してみる。家族の協力が必要ならお願いしてみる。完璧にルール通りにやらなければ結果が出ないと思い込んでいませんか?そんなことはありません。基本さえ抑えれば、あとは自分自身に合ったやり方で取り組むだけだと思いますよ。

また、仕事で考えてみて下さい。明日から新しい案件をすることになったら、皆さん仕事を辞めますか?今までとやり方が違っても、必死に覚えますよね?環境が変わり、スタッフも変わり、仕事の内容が変わる。まあ、正直ここまで来ると、もともとやりたかった想いと誤差が生じるので、辞めて本来望む仕事に転職しても良いかもしれません(笑)。

時間がかかってもいい!大事なのは続けること

とにかく、「覚える」までには時間がかかるんです。そう思って始めたら、一度や二度の失敗が気にならなくなります。一生懸命に取り組んでいる部下や子供が、結果が出ないからと言って作業をやめてしまうことを容認しますか?きっと、問題点を一緒に探して次につなげるのではないのでしょうか?そう、これを自分自身に対してもシンプルに繰り返すだけなんですね。

結果を残すためには、望む状況を手に入れるためには、「継続」が必要になります。継続するためにも、「変える」のではなく、「覚える」習慣を身につけてみましょう。

最初のジョギングの話に戻ると、健康のために「生活を変える」のではなく、健康のために「新しい生活スタイルを覚える」と変換してみましょう。「覚える」という感覚で取り組むだけで、どうやったら覚えられるか?どうやったら続けられるか?と工夫し始めると思います。この感覚を上手く利用してみてはいかがでしょうか。

★〝五月病〟撃退のポイントは「胃腸」にあり★

職場環境が変わったストレスや仕事の忙しさで食生活が疎かになったり、連休中ついつい暴飲暴食したり、生活リズムが乱れたりしていませんか?!肝臓や胃腸に負担をかける食生活は、ココロとカラダを弱らせる原因になってしまいます。梅雨に向けて湿度が高くなる5月は、腸内にもカビ菌が増殖しやすいと言われています(ゾッとしますね…)。この菌が増えることで、さらに胃腸の働きが低下します。そのため、この時期は「抗菌作用」のある食材を積極的に取り入れて、腸内環境を整えることが、ココロとカラダを整えることにつながります!

<5月のオススメ食材>

・アブラナ科の野菜…キャベツ、ブロッコリー(スプラウトも◎)、小松菜、水菜、白菜、ルッコラなど
豆類と合わせれば、ビタミン・鉄などのミネラルもプラス!

・スパイス(薬味)類…ショウガ、ニンニク、胡椒、唐辛子、わさび、シナモン、クローブ、バジルなど
切干大根えのき茸と合わせれば、食物繊維も豊富に!
☆おうちじかんにスパイスカレー作りはいかが?カレーのことなら櫻井に聞いてください!!



<5月は「ココロトトノエ」月間>

梅雨になると、気圧や気候の変化で、ココロとカラダが不調を起こしやすくなります。湿気の多い季節は、消化に関わる「脾」の働きが弱くなることから、5月のうちに胃腸の働きを整えておくことがとても重要です。甘いもの、スナック類、アルコール類の過剰摂取を控え、SNSもほどほどに、ゆっくりお風呂に浸かり、お布団に入って眠りましょうね。

代表 櫻井正智

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。